Logo

ポータル
  • アカウントポータル
AC マニュアル
  • AC とは
  • VM の種類
  • Personal VM の設定
  • VM の使い方・ACC 消費
  • Disk と Storage
  • その他のサービス

Academic Cloud 使用マニュアル

  • AC マニュアル
1 Academic Cloud (AC) とは

Academic Cloud(AC) は、CES-Alpha 上で提供するクラウドコンピューティング環境です。 授業ごとに割り当てられた ACC(Academic Cloud Credits) を消費しながら、 仮想マシン(VM)を起動して JupyterLab などを利用できます。

ACC(Academic Cloud Credits)とは

ACC はクラウドリソースを使うための「通貨」です。 VM を起動している間、選んだ VM の種類に応じた速度で ACC が消費されます。 担当教員が授業用にまとめて購入・補充し、学生はその残高の中でVMを利用します。

AC の全体像
ACC 残高
コース共有
→
VM 起動
種別を選択
→
学習・計算
JupyterLab
→
Shutdown
ACC 消費確定
Cloud Disk
永続ディスク(有料)
Storage (GCS)
自動同期(無料)

VM に加え、永続ストレージ(Cloud Disk)と自動同期ストレージ(Storage)を組み合わせてデータを管理できます。

2 Common VM と Personal VM の違い

AC コースには 2 種類の VM モード があります。 担当教員がコース設定でどちらを使うか選びます。

項目 Common VM Personal VM
台数 コース全体で 1 台 学生 1 人 1 台
起動者 担当教員が起動・管理 学生が自分で起動・停止
環境の独立性 全員が 同じ環境 を共有 個人専用環境(コース間でも共通)
ACC 消費 常時一定(起動中は全員分) 起動中のみ個人分を消費
同時利用制限 常時 1 台(全員が同時アクセス) 1 ユーザーにつき同時 1 台
複数コース間で排他(1 台だけ起動可)
向いている場面 全員同じデモ・授業演習 個人課題・自習・長期プロジェクト
使い分けのヒント: 全員が同じ手順を同時に実行する授業では Common VM が便利です。 一方、学生が各自のペースで取り組む課題や、個人データを蓄積したい場合は Personal VM が適しています。 Personal VM のデータは複数の AC コース間で共有されるため、 別コースに移っても作業を継続できます。
3 Personal VM の設定・制御
担当教員が制御できること(コース設定)
  • VM モード選択— コース全体を Common VM と Personal VM のどちらで運用するかを選択します。 コース設定ページから変更できます。
  • 個人 VM 許可— 学生ごとに Personal VM の利用を許可または禁止できます。 特定の学生のみ高スペック VM を使わせたい場合に活用できます。
  • ACC キャップ(個人上限)— 学生 1 人が消費できる ACC の上限を設定できます。 上限に達するとその学生は VM を起動できなくなります。
  • 比率キャップ(VM 種別の制限)— 学生が選べる VM の最大 ACC 消費率を制限できます。 例えば「小型 VM のみ許可」とすることで、高コスト VM の誤使用を防げます。

学生が自分で設定できること
  • VM 種別(マシンタイプ)— CPU コア数・メモリ量の異なる複数のマシンタイプから選択できます。 高性能なほど ACC 消費率が高くなります。
  • マシンイメージ— プリインストールされているソフトウェアの種類(Python バージョン・ライブラリ等)を選択できます。 担当教員が事前に用意したイメージの中から選びます。
VM 種別とイメージは、起動前に VM 管理ページ(コース → VM Management)から変更できます。 変更は次回起動時に反映されます。
4 VM の使い方・ACC 消費の仕組み
VM 利用の流れ
1 起動前確認

コースの ACC 残高が 0.5 ACC 以上 必要です。 不足している場合、VM を起動できません。担当教員に残高補充を依頼してください。

2 VM を起動する

VM 管理ページで「Boot up」ボタンを押します。 起動には通常 約 2 分 かかります。 完了すると JupyterLab へのリンクが表示されます。

3 ACC 消費率(ratio)を確認

VM の種別ごとに 消費率(ratio) が異なります。 例えば ratio = 2 の VM は、ratio = 1 の VM の 2 倍の速さで ACC を消費します。 VM 管理ページで各タイプの ratio を確認できます。

4 タイムシェア(Personal VM)

複数の学生が同時に Personal VM を稼働させると、 コースの ACC 残高がその台数で分割されます。 各自の「実質利用可能時間」は台数が増えるほど短くなります。

5 JupyterLab で作業する

「Open notebook」ボタンから JupyterLab を開き、 ノートブックやターミナルで作業します。 ファイルは VM 上(または Disk / Storage)に保存されます。

6 必ずシャットダウンする

作業終了後は 「Shutdown」 ボタンで VM を停止してください。 停止しないと ACC が消費され続けます。 一定時間後に自動停止する場合もありますが、手動停止を推奨します。

タイムシェアの例: コースの ACC 残高が 60 ACC で、ratio = 1 の VM を 2 人が同時稼働している場合、 各自の「割り当て時間」は 60 ÷ 2 ÷ 1 = 30 時間分 になります。 3 人に増えると 20 時間分ずつになります。 この時間を超えると VM は自動的に停止されます。
5 Disk と Storage の違い

AC コースでは、データの保存に 2 種類のストレージを利用できます。 用途に応じて使い分けることが重要です。

項目 Cloud Disk(永続ディスク) Storage(GCS)
実態 GCE 永続ディスク(SSD) Google Cloud Storage(オブジェクトストレージ)
VM との接続 VM に直接アタッチ(高速・シームレス) VM 起動時・停止時に自動同期
アクセス速度 ローカルディスクと同等(高速) 同期処理に数秒〜数十秒かかる場合あり
永続性 購入した有効期限まで保持 容量制限内で無期限保持
ACC 消費 ディスク購入・期限延長時に ACC を消費 無料(容量制限あり)
コース間共有 同じ Disk を複数コースで利用可 Personal VM では自動的にコース間で共有
主な用途 大容量データ・DB・ I/O 頻繁な長期作業 ファイルバックアップ・ノートブックの保存
使い分けのヒント: ノートブック(.ipynb)や小〜中規模のデータなら Storage(GCS) で十分です(無料)。 GB 単位の大きなデータセットや、データベースを扱う場合は Cloud Disk を購入することで快適に利用できます。
6 その他のサービス概要

以下のサービスも AC コースで利用できます。詳細マニュアルは順次公開予定です。

ACC 残高・購入
コースの ACC 残高を確認し、必要に応じて購入・補充できます。 担当教員がコース管理ページから手続きします。
詳細は別途公開予定
使用履歴レポート
学生ごとの VM 使用時間・ACC 消費量の内訳を一覧で確認できます。 担当教員が確認・管理します。
詳細は別途公開予定
Disk 管理
永続ディスクの新規作成・有効期限の延長・削除ができます。 Disk の購入と延長には ACC を消費します。
詳細は別途公開予定
コース設定
VM モードの切り替え・マシンイメージ設定・ユーザーごとの権限管理などを行います。 担当教員のみアクセス可能です。
詳細は別途公開予定